国指定伝統工芸士 / 日本工芸会正会員
上野焼第十四代熊谷龍峰の長男として上野に生まれる
佐賀県立有田工業学校を主席にて卒業、知事賞を受く父龍峰のもと家業に従事
軍の命により北満にて製陶軍司令官山下奉文閣下に酒器等贈る
朝鮮より帰還家業に復す
全国陶磁器コンクールにて「茶入」で最優秀賞を受賞
大本山大覚寺嵯峨天皇御宝前に献納、感謝状を受く
天皇陛下に花瓶献上御受納の栄を賜う
義宮殿下九州御旅行の折お立寄りの栄を賜り花瓶献上
日本伝統工芸展入選(以後毎年入選)
明治神宮大祭に際し献納、感謝状を受く
以後、日本陶芸展・西部工芸展・九州陶芸展・毎日展等多数に入選受賞。全国百貨店にて個展を重ね、茶入の紅陽として知られる。平成5年、福岡県立美術館・北九州市立小倉城庭園・田川市立美術館等へ遺作を寄贈。